100人コーチングの軌跡 (ワクワク共創プロデューサー 藤木淳)

2016年8月20日から始めた100人コーチングの軌跡について綴るブログです。

100人コーチング (3人目) 20代女性・アパレル関係

100人コーチング3人目は、

アパレルメーカーの本社で働いている20代の女性です。

 

この方は、大学を卒業してすぐ、

第一志望だった組織に入ったものの、

配属された先が、

「まったく外に出ることが出来ない」&「職場の人が保守的(お役所的)」ということから、

違う業界であるアパレルの会社に2年ほど前に転職したのですが、

その時も、第一志望の会社にすんなりと入った、非常に優秀な方。

 

今の職場も、外(特に海外)に出ることは無いようですが、

職場の人が尊敬できる人ばかりで、雰囲気も合っているとのことで、

日々充実しているという事でした。

 

ただ、もともとカトリック系の学校で育ち、

「社会に貢献しなさい」と言われ続けられていることから、

「今の仕事では、社会に貢献出来ていない」というモヤモヤを抱えているとの事。

 

色々なことを質問させて頂く中で気付いたのは、

 

・質問したことに、すぐさま答えられる&説明が上手

・話している中で、「自分の思い込み」に気づく事が出来る

 

ということで、

日々、「内観」しているのが伝わってきました。

 

ただ、その分、自分に制約をたくさん設けており、

 

・まったく違う仕事をしたいけど、もうこれ以上のキャリアチェンジは難しい

・自分でしたいことがあるけど、***が無いから無理

 

という「思い込み」を持っていたので、

ひとつずつ、

その「思い込み」が「ただの思い込み」であることに気付いていって頂きました。

 

その結果、

「色々な所に行き、色々な人と出会い、色々なことを知りたい」

という協力者さんの根本的な欲求に気づいて頂くことが出来、

 

『いつも自分で考えているだけでは気づけない事に沢山気づけました。有難うございました』

 

と言って頂くことが出来ました。

 

自分ひとりで考えているだけでは、堂々巡りになってしまいますし、

かといって、友達に話をしても、

人によっては、「そんなの無理だよ~」と言われるだけなので、

あなたの為に聞く・話す・質問する」=コーチンって、すごく大事だなと改めて思いました。

 

最後に、今日の協力者さんと御話をして改めて気づいたのは、

20代後半とか30代前半で、既に人生を諦めている人が多いという事。

 

それはどういう事かというと、多くのひとが、

 

「現在の延長線上でしか未来を描けない or 描いてはいけないと思っている」

 

という事です。

 

これは、起業するときも同じで、よく言われるのは、

「やりたいことで起業しても食べていくことは出来ないので、出来ることで起業する」ということですが、本当にそうでしょうか?

 

確かに、「今」出来ないことに対して、お金を払ってくれる人はいないと思います。

 

しかし、やりたいと思い、数年間、色々な準備をすれば、次第に、「やりたいこと=やれること」になっていくのではないでしょうか?

 

さすがに、今からプロ野球選手やサッカー選手にはなれませんが(笑)、

そういう類のものでなければ、

20代~30代は、まだまだ何者にでもなれるはずです!!

 

今からでも、まだ間に合います!

あなたが「本当に」なりたいもの・やりたいことは何でしょうか?